1:まずは雨漏りする可能性があるかを確認してもらう
台風がきて多い問合せが屋根についている棟板金です。
飛散してしまった場合など、下地まで交換する必要性があるのか?
雨漏りする可能性があるのかを早急にプロに相談した方が良いです。
台風がくるとお客様目線で今まで仕事をしている板金屋さんや工務店・塗装屋さんでも数十件は問合せがきているので一体いつ頃に現場を見に来てくれるのか?を先に電話などできいておきましょう。
またきてくれる日時が確定しましたら、簡単な修繕や雨漏りを防ぐ対応(ブルーシート等)も行ってもらえるか?も聞いておくとお互いに良いです。
基本的には棟板金が飛散しても、防水シートがあるのですぐに雨漏りがするという現象にはならない現場が多いものなので簡易養生後、工事日の打ち合わせもしておくと安心が出来ます。
その際に火災保険を使いたいと業者さんに話をし、
申請をあまりしたことがない場合は弊社までご相談下さい。
必ずお役に立てると自負しております。
2:火災保険で重要なのは見積もりの出し方
飛散している箇所以外にも下記の写真の様に釘浮き部分も加入している保険会社に申請をした方が認定金額がグッと上がります。
保険会社側の目線で見積もりを作成するのも一つ認定金額を上げる有効な手段です。
こちらの見積もり事例を見てみましょう。
ここまで細かく記載することで鑑定会社もしくは、火災保険の支払い部署(火災新種課等)の担当者が適正な範囲や価格なのかを判断しやすくし、認定されやすくしております。
3:足場代っていくらになってますか?
いま御見積書が手元にあるかたは、見積書を開いてまま金額を確認して下さい。
10万円前後ですか?
50万円前後ですか?
この金額の妥当性を突き詰めたいのではなく、この足場代もガードマンもトラックも手伝う手元代も加入している火災保険で補うことが出来るという情報です。
実費での見積もりを安くする場合は、出精値引きを業者依頼したり単価交渉の為の相見積もりが必要だったりと素人ではストレスが更に増えることになりますよね。
ましてや足場屋さんも台風がきて忙しい中での対応。
もちろんお仕事としての繋がりなので利益を生まない現場は引き受けません。
その利益というのは抱えている事務所の固定費や人数に。足場の材料がレンタルなのか土地を買って倉庫があるのか?によっても変わってくるので諸事情を細かく理解し共感することは無理です。
となると一番は、保証がついている保険会社に全額負担してもらう様に、火災保険を活用するべきです。
上記は神奈川県川崎市中原区での2019年台風被害で棟板金が一部飛んだと問合せがあったお客様で300万円以上の認定がありました。
最後になります。 ここまで読んでいただいた人は大事な家を心配し保険を上手く活用しようと思っている素晴らしい人です。 そんな人だからこそ、業者様の判断材料は知っておいてください。 長期の付き合いを考えている業者がそう多くありません。 コロナがあり、大手の清水建設が現場をSTOPしましたが下請で売上のある程度占めている会社が飛び込みで塗装営業したりと様々な変化が建設でもあります。 保証書を数年保証で出しているから安心ではありません。 一番は【責任をしっかりと持って対応するか】です。 クレームの対応を聞いてみて下さい。 具体的なクレームの内容と対応策が返答くればその業者様は真剣に将来を考えて仕事をしてますが、中には数年の利益の為だけに単価をコロコロ変えたり値引きしたりしている人たちをよく見ますので 長期の関係をオススメ致します。